長野県諏訪市にある、諏訪市美術館http://www.city.suwa.lg.jp/scmart/index.htmへ「諏訪敦展 どうせなにもみえない」を見に行ってきました。
しかしその前に、隣接している立派なレトロな建物にびっくり。
そこは、生糸産業で財をなし、シルクエンペラーと称された片倉財閥が、昭和3年に竣工した、レンガ洋風建築、温泉大浴場、250畳敷の舞台つき大広間で有名な重要文化財片倉館であったのでした。http://www.katakurakan.or.jp/
現在も音楽教室が開かれ、貸室など現役の建物で、千人風呂には、600円で入浴可能です。
知らなかった。お風呂セット持って来れば良かった。
奇しくも諏訪湖周辺では「諏訪湖周まちじゅう芸術祭2011」
http://www.suwako-art.jp/index.html が開催中で、その片倉館では、「スワビジョン」→『素晴らしき現在、美しき諏訪を今いちど立ち止まって発見することにより、未来への構想につなげる試み。パラダイス山元氏と中村哲也氏の2人による作品展』が展示されていました。
パラダイス山元氏は、諏訪湖周辺にねむるマンボな文化財を掘り起こすべく、HDRアートで撮りおろしパンチョスされた、懐かしすぎが新しい写真を展示。
中村哲也氏は、走り出したら超高速、スピード感あふれるフォルムの近未来を予感させる彫刻作品展で迎え撃ちます。国内外で活躍する異色のクリエイター2人が、諏訪を舞台に「和と洋」さらには「過去、現在、未来」を行き来するビジュアルアート展なのでした。
百聞は一見にしかず、これは直に見てもらわないとですが、HDRアート、こんな風にアートになるのか。中村哲也氏のレプリカシリーズ、私のイメージでは「ガッチャマン」
六本木ヒルズの中にある会社の、社長室においてあるのを想像してみる。
意外なところでおもしろかった。 続く
諏訪市美術館にいってきました。
2011-08-29 16:26:53 (12 years ago)