今は昔の話となってしまいましたが、思い出しながら書いてみます。
東京都美術館に「日本の美術館名品展」を見に行ってきました。(展示は7月5日に終了しています)
美術館連絡協議会に参画する、加盟美術館100館が所蔵する220点の美術品を集めた展覧会です。「どこの美術館も一番良いものは出さない」と言う意見もありますが、その美術館の誇りにかけても2番か、3番目の作品は来ているわけで、美術鑑賞初心者の私にはこれで十分、とても楽しめました。
まず、ドーミエの「ドン・キホーテとサンチョ・パンサ」私はこの絵を部屋に飾りたい。
セザンヌ 薄塗りサクサク大好きです。ヴェラマンクの厚塗りもまた。
エゴン・シーレ 今回の1番はこれでした。
クリムトに続いて名前が出てくる著名な画家なのですが、今まで実物を見たことがありませんでした。図録で見る限り、クリムトと違い、飾って決して美しい絵ではないので、その現物は如何にと思っていました。実際本物を見て、なるほどと納得いたしました。
海老原喜之助 鹿児島で初めて見て、またエビハラブルーが見られて嬉しかった。
三橋節子 一度見たかった絶筆。(どこで見られるか分からなかったので、感謝)
西洋・日本を代表する70名以上の作家の美術品が見られて、図録にはその作家の解説が載っていて、とても為になります。なんと言ってもこれだけの作品を上野で見られるのはおサイフにも嬉しい。
どうしてもその美術館の1番を見たかったら、その時こそ、その美術館に足を運んでみましょう。豊田市美術館には素晴らしいクリムトがあるそうです。
写真はいつづやさんの文化記号6月10日分 をご覧下さい
http://izucul.cocolog-nifty.com/balance/2009/06/index.html
また、詳しい内容は二代目青い日記帳さんブログをご覧下さい。
http://bluediary2.jugem.jp/?eid=1737